種まき工房

疲れたココロが、少しでも軽くなりますように。そんな「願いの種」を一粒ポロリ。

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15年の灯火

1月17日
阪神淡路大震災から15年
という時間が経った。

15年前は
息子が7歳、娘が2歳。
余震に恐怖を感じながら
子どもたちを連れて
どう逃げればいいのかと
不安で眠れなかった
ことを思い出す。
枕元には荷物を詰めた
バックと靴を置いていたな。

毎年16日、17:46から
17日、5:46まで
昆陽池公園で
追悼行事が行われる。
今年は3年ぶりに
ろうそくを灯しにいった。

昆陽池公園について
歩いていると
誰かが私に抱きついてきた。
伊丹といえば…
クロカフェに関わりの
深い人しかいない。
ビンゴ!クロカフェの
ピロンさんだった。

こうして逢うことが
できるのは、やっぱり
つながっているんやね。
人の出逢いは「点と点」
でもつながりは「みえない線」
でしっかりと
結ばれていると思える。

灯すろうそくは
つくるところから始まる。
芯をもらい、それを
溶かしたロウつけて
水につけ冷やす。
この動作を何度も繰り返し
ろうそくに仕上げていく。
そして、仕上がった
ろうそくに火を灯し
祈りを捧げるんだ。

できあがったろうそくに
火を灯すとジリジリジリ…と
音とたてて燃えいく。
ろうそくはいつか溶けて
消えてしまうけれど
震災の記憶は
消えることはない。


ろうそくの芯


こんなロウソクになる




Posted by 種まき at 21:49