子どもがみている
「IQサプリ」という番組。
以前から「なんだかなぁ」
と思っているところがある。
クイズ番組なのだが
クイズに答えられなかった出演者たちが
答えられなかったモヤモヤをはらすために
コンペイトウの親分のような
「モヤッとボール」というものを投げる。
そのボールは
出題者(司会)の伊東四郎のアタマの上にある
ガラスびんのようなものにたまっていき
最後は、そこにたまったボールが
伊東四郎のアタマの上に落ちていく。
その光景をみるたび
「みんなのモヤッとのはけ口に
どうして伊東四郎がならなければならないんだろう」
と思ってしまう。
答えられなかったことへのモヤッとは
自分に向けることなんじゃないのかなぁ。
ましてや、そのモヤッとボールを
人のアタマに落として
自分がスッキリしよう(する)
というのは、なんだかなぁ。
それこそ、私にとっては
スッキリではなく、モヤッとだなぁ。
そして、番組を軽く受け流せない自分にも
いささかモヤッとだなぁ。