紀子さまが悠仁さまと
退院をされた。

沿道には
「おめでとうございます」
といいながら多くの人が
日の丸を振っていた。

その場面をみて、あらためて思った。
子どもが産まれるということは
おめでたいことなんだなぁ。

「何を、今になって」
という感じであろうけれど
私にとっては本当に
そんな気づきがあった。

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大好きな「探偵ナイトスクープ」
視聴者から届く依頼を
探偵たちが解決していく番組。

３つ目の依頼話。

ニューハーフの人から依頼だった。
自分が女性になったことを
祖父に伝えたいというもの。

祖父とは１５年逢っていない。
というより、その事実が言えなくて
逢いにいけないという。
その間に、祖母は亡くなってしまい
そのことも悔やまれている。

だからこそ、祖父には
今の本当の自分を知ってもらい
逢いに行きたいという内容だった。

依頼者の持っている
１５年前の祖父の写真から受ける印象は
頑固そうな人だった。

祖父は老人施設に入っていた。
そこに探偵が行き
「〜くんが逢いに来ました」
と伝えた。

それを聞いたとたん、祖父は涙を流した。
依頼者は、はじめ男性の姿で対面をし
その後、今の姿（女性）になり
再度、対面をした。
そして、今まで逢えなかった
事情を説明をした。

そうすると、また涙をしながら
祖父は何のためらいもなく
依頼者を受け入れた。

その場面をみて、あらためて思った。

人は、老いていくんだなぁ。
人の絆は、目に見えるものじゃないんだ。
もっと深いところで
結びついているんだなぁ。

祖父がまだ元気であったり
若かったら、また違う
結果だったかもしれない。

でも、最後というのか老いていくと
体裁であったり、世間体であったり
そんなものが、どんどん落ちていき

本来の「人」としての姿が残され
そこには、カタチではない
真のもののみが残っていくように思えた。

カタチにとらわれすぎず
まどわされず
本当のものを感じみていければなぁ。
そう思えた、今日１日だった。