実は、１２月８日〜１２日の５日間
アンコールワット（カンボジア）に行ってきた。
先に感想を伝えれば
「よかったぁ」という言葉になる。

もちろん、いろいろな面で
気を使うこともたくさんあったし
いろいろな辛い現実もかいまみられた。
でも、それを含めてよかった。

ある程度の歳を重ね
いろいろな経験をしてきた今の自分だからこそ
「よかったなぁ」と感じるのだと思える。
ココロが痛くなる現実や事実を
いろいろな角度からみられた気がする。

貧しさからくる現実。
それをみることは確かに辛かったし
みたくなかったという思いもある。
しかし、その姿から
生きるという意味や生活するということを
あらためて考え直すきかっけになった。

生きることに理由などない。
命を絶やさないために食べる。
食べるために働く。
ただ単に命の終わりが来るまで
生き続けるだけなんだなぁ。
命を守るために必要な
最低限度のものさえあれば
生活はできるんだなぁ。

シンプルに生きる。
シンプルにものを考える。
それが大切なんだと思えた。

それだけの思いを感じたというのに
なんと儚いんだろう…。
帰国した瞬間
そんな思いがアッという間に薄れていき
元の私の生活に戻っている。

これもまた現実。
これもまた事実なんだろうか。
あぁ…しかし儚すぎて何とも言えぬ気分ではある。

アンコールワット旅行記は
もし時間ができて
書きたい気分でいっぱいになったら
また書こうと思う。