5月末、産後うつ病の
取材依頼が2件あり。
中日新聞とAERA。
多くの取材は
当時の状態と環境
そして、現代に至る道。
この3点が、主となる。
でも、私は
違うことを感じている。
理解するために
大切なところは
そこだけじゃない。
その人が
母になるまでの時間にも
焦点を当てなければ
今の数字が減少していく
とは思えない。
生育歴、人間関係
固定観念、社会の仕組みなど
その人の背負ってきたものが
今の姿に反映されている。
だから、難しい。
カンタンじゃない。
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東京23区で
2005年~14年の
10年間に
自殺をした妊産婦は
63人。
出産時の出血などでの
妊産婦の死亡者数の
約2倍にあたり
妊娠、出産期の
死因として自殺が最も多い。
10年間のおける
出産数件数74万951人で
出産時の出血などでの
妊産婦の死亡は
10万人あたり4、1人。
妊産婦の自殺件数は
10万人あたり8、5人。
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「中日新聞」
2016年6月9日・10日
両日とも、朝刊
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2016060902000006.html(上)
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2016061002000002.html(下)
朝日新聞社「AERA」
2016年6月20日発行 No.27号