3月31日、夜行バスに乗って
ふたたび長野に行ってきた。
私は、彼女の命が続く限り
何度だって行くつもり。
だって行きたいんだもの。
彼女と時間を過ごしたいんだもの。
あらためて、長野ばなしは書くとして
彼女の状態は
前回行った4日後くらいから
歩けなくなってしまった。
脊髄に転移がみつかったことが原因らしい。
でも彼女は彼女だったし
私も何の違和感もなく時間を過ごせた。
でも…その違和感もなく
なんの変哲もない時間を過ごすことが
本当にいいのだろうか。
帰ってから1週間ほどは
いろいろなことを思い考え悩む。
でも、最後に行き着くのは
それが私のスタンスなんだということだ。
私にはそういう「意識なく過ごす」
という人間なんだと感じる。
それが良いか悪いかは別として
それしかできないような気がする。
こんな人がいてもいいよね。
今は、そう思いたい。