種まき工房

疲れたココロが、少しでも軽くなりますように。そんな「願いの種」を一粒ポロリ。

home 種まきブログ 長野ふたたび、その3

blog - 種まきブログ

前回もそうだったが
彼女に逢いにいくのだが
その他にも観光もすることにした。

次の日、9:40の小海線に乗り
そのまま小諸へ入った。
2日目は小諸のホテルで宿泊。

ホテルに荷物を置き
まずは「懐古園」へ。
どこのパンフにも載っている
「懐古園」の大額がある三の門から入る。
この文字は徳川家達の筆によるものらしい。

いつものごとく、時刻表の加減により
ゆっくりはしていられないが
有意義に時間は使いきるぞ。

懐古園は、まだ桜が咲く気配はなし。
そんな園内を、トコトコと散策。
途中、地味ではあるが
福寿草がしっかりと花咲いていた。

その後、古い町並みをみて歩いた。
紙屋さんがあったので
折れ曲がるのは覚悟の上で
和紙と和柄の折り紙を購入。
その後、作家さんの展示会場で
帽子と指輪を購入した。

ある程度ひとまわりしたので
甘党のお店「みつばち」
というところで
山菜うどんとあんみつを頂く。
さすが甘党だけに、あんみつは
果物たっぷりでおいしかったぁ。

そうこうしている間に
電車の時間がだんだん迫ってくる。
駅に向かいながら、商店街を歩いた。

前日「ノートを買って来て」
と頼まれていたので
昔なつかしい文房具屋さんに入る。
お店の中をひとまわりすると
雑貨風のかわいいノート
をみつけ迷わず購入。
きっとこの辺りの学生さんが
買うんだろうなぁ。

少し話はとぶが
彼女はいつも病室で
ペットボトルのレモンティを飲んでいる。
私の中では、カラダが動かせないので
それを飲んでいるように
思っているだけどね。

だから「午後の紅茶の
カムカムレモンティっていうのおいしいよ」
と伝えていた。
そういうこともあり
たまたま食料品店があったので
入ってみるとラッキー!
カムカムレモンティが売っていた。
これまた購入。

そして13:38発の電車に乗り
病院に向かった。
駅からは病院まで
ゆっくり歩いて15分ほど。

歩いている間に
そうだ、昨日話の中で
「この帽子が1番気に入っているの」
って言っていたなぁと思い出した。
ヘルパーさんが
編んでくださった白い帽子だった。

でも飾りが何もないので
少し淋しい感じがあった。
なので病院に着くまでにある
手芸屋さんで、ボタンと刺繍糸と針を
買って持って行った。

病院についてから
「これ買って来てきてんけど
つけてもいい?」と聞くと
「いいよ」と言ってくれたので
チクチク…お裁縫時間が始まった。

彼女はまさか私が
そんなことをするとは
思っていなかったようで
「そんなことできるんだ」と驚き気味。

「そやで、昔は気に入ったマタニティ服が
なかったので自分でつくっててんで。
子どもとのお揃いの服もつくってたよ」
というと「へぇ〜」と驚いていた。

それが何ともおかしかった。
意外な面をみせるって
おもしろいよね、フフフ…。

ボタンを2つ縫いつけた。
そのできあがった帽子をかぶり
一緒に写真を撮った。

そうしている間に
実母さんと娘さんが来られた。
リンゴをむいて
煮付けたおかずを持って来られていた。
やっぱりお母さんだよなぁ。

それから少し話をした後
またもや同じ方向だからということで
車に乗せて頂いて
ホテルまで送って頂いた。

そんな2日目。

(写真:懐古園三の門)


Posted by 種まき at 22:56