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戦後８０年、日帰りで広島へ。
路面電車に揺られながら
平和記念公園に向かう。

原爆ドーム前で、高齢の日本被団協の方が
核廃絶の署名活動をされていた。

署名をしてから
「ノーベル平和賞をもらえましたね」と伝えると
「もらったからと言っても
続けなければ、何も変わらない

日本の若者は、署名を求めても『大丈夫です』と
訳のわからない返事をする。
自分の知りたいことだけを求め
平和に対する関心がない。

署名は、海外の人の方がしてくれる。
ただ今は、個人で来るというよりも
ツアーで訪れる観光地となっている」
と言われた。

「後を継ぐ、若い人たちはいるんですか？」
と聞くと「なかなかね…」と言い
署名を呼びかけてられていた。

私よりも、年上のその人の思いを
つないでいくためには
どうすればいいのだろう。

つづく…。