１月下旬。
とてもつながりの深い
とても大切に思っている方に
お孫さんが生まれた。

お孫さんは少しだけ
ゆっくりと生きていく贈り物が
渡されていたんだぁ。

私を含めた何人かに
そのお話を告げられた。
そして、たまたまお誕生のお話を
されている際にいっしょに
いさせて頂いたときもあった。

そのときの空気感。
何ということもないのだが
でも、何ということもあるというのか
微妙な感覚であったように思える。

少し時間が経ったある日。
ふと「額をつくろう」と思った。
ただただ生まれてきてくれたことに
感謝を込めて「言葉をおくろう」
と思った。

額は２つ。
生んでくださった娘さんの分と
私の大切な方の分。
お渡しすると
とても喜んでくださった。

それから知人を中心に
「私もつくってほしい」という
お声を頂くようになった。
それが「お誕生額」の誕生だった。

今、「ひとつぶ」で
「お誕生額」のご依頼をお受けして
つくらせて頂いている。
今まで１８粒のお誕生額を
つくらせて頂いた。

一般的にいう
「命名額」のようなもの。
でも私の中では
もっと広く深い思いがあり
「お誕生額」と呼んでいる。

新しい命が生まれでたことも
その命がつながり続けていることも
今ここにいるあなた自身の
お誕生を認めるということも
そして、今はこの世から去られたが
でも確かに自分の中に
生きていることも
私の中ではすべて「お誕生」である。

つくらせて頂くのには
かなりのエネルギーを使うが
「生」とはそういうものであろう。

「お誕生額」１５センチ角
５０００円（税別）〜