種まき工房

疲れたココロが、少しでも軽くなりますように。そんな「願いの種」を一粒ポロリ。

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思うこといろいろ

毎日こなさなければならないことが
山積みでポツリもつぶやきも
お休み状態だった。

でも、そのヤマ場もようやく
一つ越えたので久しぶりに
ポツポツとつぶやこう。

ずっと書きたかったことが一つある。
京都府で父親が
3人の子どもたちを
殺めてしまった事件のことだ。

私は日本という国しか知らないが
この国にいて思うことは
親子関係について独特の
考え方があるように感じる。
もちろんその背景には
ジェンダーの問題も
根強くあるようにも思える。

今回のような「親子心中」の場合
殺めてしまった親を
「3人もの命を奪ったという人間」
というとらえ方よりも
極端に偏ってしまった
「子ども将来を案じた親」
というとらえ方がされそうな
気がするんだ。

日本では、子どもは「一人の人」
としてとらえられにくく
親のもとで守られる人として
とらえられているような気がする。

もちろん親の役割の中に
「子どもの養育」
というものは義務としてあるだろう。
しかし、それは子どもを
自分の一部として考えるのとは違う。
子どもは、この世に生まれた瞬間から
「一人の人間」なんだもの。

親であろうと「子どもの人生」を
「自分の人生」に組み入れ考えるのは
違うと思う。

父親がどうだという前に
この現実が、とても虚しく
とても残念でならない。
子どもたちの気持ちを考えると
たまらなく悲しいよ。

テレビに映っていた家は
立派な家だったなぁ。
本当は仕事をしていなかったのに
月30万ものお金を入れて
いたんだよね。
それだけでも「どうして…」
と辛くなる。

その他にも思うことは
たくさんあるけれど…。
この父親はどうなるんだろう。
この行方が「日本の家族」を象徴する
と思えるのは私だけだろうか…。





Posted by 種まき at 19:07